子どももそうですが、赤ちゃんの寝顔は格別愛らしいものですね。
自分の子どもだと特にそう思えるのではないでしょうか。
寝ている時は平和だから、余計に……。
起きている時の赤ちゃんは、本当に、スイッチがどこかについているのではないかと思えるくらい劇的かつ唐突に泣き出します。
夜中だろうと誰がいようと関係ありません。
それにつきあうお母さんも、ヘトヘトになってしまいますよね
(それでも、お父さんと違い、お母さんは赤ちゃんの泣き声に、寝ていても体が反応するようにできているのですが)。
夜中いつまでも泣き止まなかったりすると、安全さえ確保しておけば放置しても大丈夫じゃないかとつい思ってしまうこともあるかもしれません。
赤ちゃんがどうして泣くのか、それを知れば泣き止ませ方も上手になるかもしれませんよ。
赤ちゃんが泣く原因は?
赤ちゃんは言葉が話せませんし、ボディランゲージも望むべくもありませんよね。
つまり、赤ちゃんは泣き声で何かを訴えたいわけです。
おしりが気持ち悪い、
お腹が空いた、
抱っこしてほしい、
暑い寒い、
服がこすれて痛い、
眠い、
周りが明るいうるさい、
などなど、不快なことをお母さんに教えてくれているのです。
逆に、おしっこやうんちをして、お腹が空いても赤ちゃんがニコニコしていたら、
新米お母さんは何をいつどうしていいのか分からずにパニックになってしまうでしょう。
夜泣きの原因は?
狭い意味での夜泣きは、おむつの不快感や母乳(もしくはミルク)が足りないなどの外的要因がなくても泣き止まないという、お母さん泣かせ。
ですが、赤ちゃんは今まで、安全なお母さんのお腹の中で昼夜関係ない生活を送ってきたのに、生まれてきたら昼と夜があり、
規則正しい生活サイクルで過ごすようになり、お母さんの温もりもいつもそばにはないという、激変を体験しているのです。
毎日何かしらの新しい刺激があり、それを整理する睡眠の深さも大人のように規則正しいわけではありません。
昼間の刺激を夢で見て、それでびっくりして泣き出してしまうこともあるのです。
こちらの動画が参考になります↓
赤ちゃんの夜泣きの原因は?
泣き止まない場合、放置しても大丈夫?
おむつはキレイ、母乳(ミルク)もいらないみたい、ひたすら抱っこして、それでも泣き止まないわが子……。
夜中だと、明日の仕事のために眠っているご主人や、ご近所への迷惑も考えてしまいますよね。
その上日頃から寝不足が積み重なれば、そのまま放置したくなるでしょう。
安全を確認の上、一度してみて下さい。
30分もすれば、赤ちゃんは泣き疲れて眠ってしまうはずです
(30分を過ぎても泣き続ける場合は、夜泣きではなく病気の可能性もあるので、全身を改めて確認の上、必要であれば病院へ行って下さい)。
もちろん、赤ちゃんが夜泣きするたびに放置していいというわけではありません。
赤ちゃんはお母さんを求めて泣いているのですから、できる限り抱いてあやしてあげて下さい。
ですがお母さんは育児ロボではありません。
疲れもするし、感情もある以上、お互いのためにクールダウンする時間は必要だと思います(それでも30分が限度だと思って下さい)。
おすすめの泣き止む方法
添い乳やおくるみでくるむ、
気分転換に抱っこして少しだけ外に出る、
耳に指を入れてこちょこちょする、
ビニールのシャカシャカ音を聞かせる、
など様々な手段があります。
赤ちゃんによって好みがありますので、いろいろと試してみて下さい。
最終手段として、
一端電気をつけて明るくして起こしてしまいましょう。
中途半端な眠りで、余計に赤ちゃんがぐずっている可能性があります。
起こしてしまって、抱っこやお水を飲ませ落ち着かせ、もう一度眠らせたほうが深く眠り続けるでしょう。
その際、
抱っこしたまま(胸の上に載せて)お母さんも一緒に横になると、赤ちゃんも起きず、お母さんも睡眠が取れるのでおすすめです。
まとめ
人が一人一人別々の個性を持っているように、赤ちゃんも一人一人違います。
夜泣きの終わる時期も様々です。
いつかは必ず終わる、そう思っても、毎日のことならお母さんのストレスもたまっていきますよね。
今の時代は、核家族化が進んでいてご近所づきあいも希薄になり、育児のことをお母さん一人で抱え込みやすくなっています。
公的機関やご主人の力も借り、家事の手は抜いて赤ちゃんと一緒に昼間も眠って、うまく夜泣きともつきあって下さいね。