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妊娠中の生もの、食べても大丈夫?

投稿日:2015年6月14日 更新日:

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妊娠中、つわりの時期には人によっては様々な食生活の偏りが出てきて、

それが収まったと思えば、猛烈な食欲に襲われますね。

そうでなくても「子どもの分まで食べないといけないよ」と大量の食事を実母やお義母さんに言われたり出されたりするのもよくあることです。

 

そんな「食」に振り回される妊娠期に、こんな話を聞くことがあると思います。

「妊娠中は生ものを食べちゃダメよ」

それは本当なのか、どうしても食べてはダメなのでしょうか?

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妊娠中は生ものは避けた方が良い?

妊娠初期にはつわりがありますね(たいていは安定期前に収まりますが、7ヶ月くらいまで長引いてしまう人もいます)。

その時期は食べられるものが限られてしまう人や、1番目と2番目の子以降でつわりの種類が変わってしまう人もいます。

土や紙など、通常ではとても食べないものを食べたくなる人も。

 

ひどい人では食べては吐き戻し、点滴のお世話になってしまうケースもあるのです。

(実際私がそうでした^_^;)

なので、究極的にはお母さんの体が受け付けるものを食べればいいのですが、

一般的には魚・肉に限らず生ものは避けたほうがよいという傾向があります。

 

理由を教えて

妊娠というのは、お腹に自分とは違う命が宿っているということです。

お母さんからしてみたら大切な命ですが、体からみたら異物です。

なので過剰反応して攻撃することがないように、妊娠中は体の抵抗力が下がっているのです。

 

ですから、普段は平気でも妊娠中は生ものを食べて食中毒になる可能性があります。

その場合に妊婦さんは薬の服用が非常に限られるのでそのリスクを下げる必要があるのです。

また、赤ちゃんとお母さんは胎盤を通じへその緒でつながっています。

 

そしてマグロやカツオなどの大きな魚は、食物連鎖により小魚より水銀を多く含んでいます。

大人のお母さんでしたら大丈夫でも、今まさに臓器を作っている赤ちゃんにはそれを分解・排出する機能が未熟なので、

生育に影響が出る可能性があるのです(食べる回数や量によりますが)。

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トキソプラズマ、リステリア菌、サルモネラ菌

生ものを食べるのを止められる理由はおわかりになったと思いますが、

妊婦さんに感染したら大変な菌を簡単に説明しますので、注意してみて下さい。

まずトキソプラズマ。

猫の糞から移りますが、十分に火を通さなかった食用肉や内臓からも感染します。

妊娠初期に感染すると、胎盤を通して赤ちゃんに水頭症の症状が現れることがあります。

 

次にリステリア菌。

魚・肉に限らず野菜や乳製品、自然界に広く分布している菌です。

発症率が低いのであまり聞きなじみはありませんが、妊婦さんはやはり抵抗力が下がっているため感染リスクは普段より高く、

最悪流産の恐れもあるそうです。

対処法としては50℃で死滅するので加熱するのが最適です。

 

最後にサルモネラ菌。

これも広く分布していますが、家畜に多く含まれ、鶏卵およびその加工品での発症が目立ちます。

症状は下痢嘔吐腹痛発熱……妊婦さんは重症になる可能性がありますので、やはり加熱殺菌して食べたほうが無難です。

 

日本食ドキュメンタリー 江戸前穴子 Documentary of Japanese “ANAGO SUSHI”

逆に食べたほうが良い食べ物を教えて

妊婦さんは赤ちゃんにも栄養をあげていますので、普段よりも多く必要になります。

ですが、量をやたらと食べては体重も増えすぎてしまいますので注意が必要。

おばあちゃん世代は「2人分食べないと」とたくさん食べるのを勧めてくるでしょうが、

 

体重が増えすぎると産道が狭まって出産が大変になりますのでうのみにはしないで下さいね。

必要なのは量より質。

赤ちゃんに必要な栄養をとることが大事です。

 

赤ちゃんの体を作るタンパク質、

骨や歯を作るカルシウム、

神経管閉鎖障害の発生リスクを下げる葉酸、

お母さんの貧血予防の鉄分、

便秘予防の食物繊維

 

は少し意識して多めにとってみて下さい。

基本はバランスのよい食事です。

 

まとめ

妊娠中の体は今までとは違うということを、つわりなどで実感することもあると思います。

今まで平気で食べられていても食中毒になってしまう可能性は否定できません。

それでも、食べたいものを何でもかんでも我慢して赤ちゃんのためだからと不満を押し殺していたら、

それだけで憂鬱な気分になってしまいますよね。

 

自分で作る時は台所用品をきちんと洗浄して、賞味期限をちゃんと確認すればあまり神経質にならず、

時には卵かけご飯を食べてもいいし、

焼き肉やお寿司を食べに行ったってかまわないと思います(回数は考えたほうがよいですが)。

闇雲に制限するよりは、知識を上手に活用して楽しいマタニティライフを送って下さいね。

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